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東海道五十三次八山図 [「東海道五十三次の八山図」]
木村 東泉 [制作];南遊亭 歌川吉重 [挿絵]。
東京(江戸):吉田金兵衛、嘉永元年(1848年)[ただし、明治時代の再版と推定]。
この独創的な作品は、江戸から京都まで伸びる東海道を、非伝統的な形式で巡る旅を提案しています。2巻から成るこの作品では、画家・歌川吉重が、木村東泉の構想に基づき、東海道の宿駅にちなんだ風景をミニチュア風景(盆景または盆栽)として描写しています。 ...
[無題の摺物](明治2年)
挿絵:歌川芳盛(こうさい)
本作は、歌川国芳の門人・歌川芳盛(1830–1885)による摺物で、獅子舞を踊る人物と、その周囲で音を奏でる三人の音楽家たちが主題となっています。江戸から明治にかけての過渡期にあたる時代背景のなかで、伝統的な題材と洗練された技術が融合した一作です。 芳盛による原画の筆致の繊細な表現は、彫師による高度な木版彫刻(おそらく「サビ彫り」技法)と、摺師の精緻な仕事によって忠 ...
[無題の摺物](文久4年)
挿絵:柴田是真(しばた ぜしん)
文久4年 甲子(1864年)春
柴田是真(1807-1891)による、凧、魚、松、およびおそらく紙のシデを描いた俳諧摺物。日付(1864年春)の末尾素玄魚玄行という名前が記載されており、おそらく画家宮城玄行、1817-1880を指し、この版画にも俳句を寄稿しています。
単葉、片面木版印刷、完全な状態。折り目、しわ、軽度の変色、軽いシミ、および数か所の修復された虫食 ...
【無題 美人画図集(明治24年・木版刷り)】
編者:稲葉敬吉
発行:東京・通信新聞社、明治24年(1891年)
本品は、著名な画家たちによる美人画を集めた木版刷りの図版集です。収録作家には、歌川豊国、歌川国芳、歌川広重、葛飾北斎、喜多川歌麿、渓斎英泉、住吉常信、芳忠、菱川師宣、円山応挙などが含まれ(※この限りではありません)、日本美術の多様な画風を一枚で俯瞰できる貴重な内容となっています。 この図は、明治24年に創刊さ ...
美術海「芸術の海」
山田直三郎;古谷光林、海外天然、神坂雪華ほか(挿絵)。
京都:山田芸艸堂、明治32~38年(1899~1905年)。
著名な版画雑誌『美術海』の70号中、31~40号、58号、59号、61号、62号、63号。神坂雪華や古谷光林など著名なアーティストによる、テキスタイル(時折陶器や漆器)のための驚嘆すべき色彩の木版印刷デザインで満たされた『美術海』は、芸艸堂の明治時代を代表する出版物の一 ...
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坂東七英士
十返舎一九(著)
[江戸?:寛政13年(1801年)]
著名な作家・十返舎一九(1765-1831)のあまり知られていない作品の不完全な写本。ページは5、2、3、5、6、7、8、9、10と番号が振られている。最初のページ(「5」)は別の作品に属すると思われる。
四穴綴じ(よつめとじ)の1巻、不完全、両面葉、伝統的な東アジアの装丁様式(ふくらとじ)。再装丁され ...
誌上太平洋旅行
群司次郎正 [手書き]
[日本、昭和初期から中期頃(1940年代から1950年代?)。手稿。
作家兼作詞家の 群司次郎正(1905-1973)が手書きした『オール・ウーマン(オー・ジョセイ)』誌の論文の草稿。ジロマサの最も有名な作品『サムライ・ニッポン』(『サムライ・ジャパン』とも呼ばれる)は、1931年に雑誌で初めて発表され、後に小説と映画として出版されました。彼が執筆したこの記事が ...
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